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今は通貨に投資するタイミングじゃない？！

投資関係 CFD

　タイトルにもある通り、今回も投資についてのお話になるわけですが、今回は通貨でも株でもない違った視点からお話ししていこうと思います。

　

　皆さんは投資をするといったらどういうイメージを持たれるでしょうか？ドル？円？それとも株？仮想通貨？と、人それぞれいろんなイメージがあると思いますが、今回はそれらから離れてもらって金（GOLD）についてお話ししていこうと思います。

 

　それでは、本題に入ります。

　

　

 

 

　また質問になってしまいますが、皆さんは金に対してどのようなイメージを持たれているでしょうか？高い？普通の人は投資できるほど安いものではない？金そのものに対するイメージはいいものがあったとしても、いざ自分で買ったり保有するとなるとなかなかハードルが高くなるのではないでしょうか？

　「買ってみたい」、「投資してみたい」と思ってるけどどうすればいいかわからない、やり方が知りたい、と思ってる方々に今回は様々な方法で金の取引ができることを紹介させていただければと思います。またこの記事がきっかけで、金じゃなくても投資を始めるきっかけになってもらえれば、私も嬉しく思います。

 

　

　「金現物取引」

　それでは、まず金の投資方法についてですが、1番最初に誰しもが思いつきそうなのが金の実物を購入して、売却する方法ではないでしょうか？これは「金現物取引」と言われる投資方法です。

　この投資法のメリットとしては、グラム単位で購入することが可能で、少額からの投資も可能というメリットがあります。また、5年以上保有後に売却をして利益が出たときは、そこにかかる税金が2分の1になる点もメリットになるでしょう。

　しかし、もちろんデメリットも存在していて紛失や盗難防止などの管理コストがかかるというデメリットも存在します。

 

　「純金積立」

　次の方法は「純金積立」です。この方法は名前の通り、毎月一定額を金に投資する方法です。額を決める方法もありますし、グラム数を決めて投資する方法もあります。

　この投資法のメリットは実物取引と同様、少額からの投資が可能だということ、また実物取引と違い購入した金を手元に置かずに、契約した会社に管理してもらうため手軽に運用しやすくなります。また、純金積立は長期の資産運用に向いていて、少額でコツコツと積み立てるのに適しています。理由として、「ドルコスト平均法」と呼ばれる手法で、金相場が高い時は少量を購入し、低い時は多めに購入できることも理由になります。この方法なら価格変動リスクを減少しつつ、長期で安定した投資を続けることが可能です。

　デメリットとしては、いくら安定した運用が可能といっても価格変動リスクはあるということ、なので購入・売却のタイミングはしっかり見極めることが重要です。また、金はインカムゲインがないということです。どういうことかというと、株や債券と違い利子や配当金がありません。利回り自体は他の投資法より低くなってしまいます。他にも、純金積立には一般的に手数料が発生します。1回あたりの負担はそれほど大きくありませんが、長期間支払うことを考えるとそれなりのコストになることは留意しておきましょう。

 

　「金先物取引」

次は「金先物取引」という投資法を紹介します。先物取引というのは、将来の売買を現時点で約束する投資法です。もう少し細かくいうと、現時点で購入価格や購入数量を決め、期日が来たら実際に売買を行うという投資法です。

　メリットとしてはレバレッジをかけた取引が可能ということ、これは以前の記事でも書きましたが、レバレッジを用いて投資をすることで自分の資産が増えるスピードが早くなります。他にも、買い・売りどちらからでも取引を始めることが可能ということもメリットだと思います。通常、金で投資をする場合金を購入しなければ売却はできませんが、先物取引の場合は購入をしていなくても売却をすることが可能になるため、これから下がりそうと思った時には売却を選択することもできます。

　デメリットとしては、ハイレバレッジによるリスクがあります。ハイリターンを狙ってハイレバレッジでトレードをするということは、その分損失を被るリスクも高くなるということです。他にも中長期の資産形成には向かないというデメリットもあります。金先物取引は決済期限が決められているため短期取引が前提となり、期限が来る前に決済する必要があります。

 

　「金CFD取引」

　次は「金CFD取引」という投資法を紹介します。CFDは日本語で「差金決済取引」と呼びます。CFD取引は現物を実際に保有する必要はなく、株価指数や原油、金などの商品を取引できます。またFXも広い意味でCFD取引の一種になります。

　メリットとしては、少額からの投資が可能ということ、そして取引期限がないということ（長期保有が可能）、そして相対取引ということです。また、個人的に1番のメリットなのは取引時間が平日24時間可能（土日は除く）ということです。

　今あげたメリットの中で最初の2個はすでに他で説明しているので、説明は割愛します。では、相対取引について説明します。相対取引というのは、証券会社が決めたレートで取引をするということ（私たち投資家の取引相手は証券会社というイメージ）。これと比較して先物取引は取引所取引（投資家と投資家のやり取りで決定）になるため、欲しい価格で購入ができなかったり、逆に売りたい価格になっても人がいなくても売れない場合があります。しかし、CFDは原則、表示レートでの取引が可能なため買いたい時に買えて、売りたい時に売れます。

　そして、取引時間についてですが平日24時間取引可能ということは、仕事に行く前、帰宅後など自分のタイミングで取引が可能になります。なので普段忙しい人も、好きな時に取引ができるのは大きなメリットかと思います。

　次にデメリットですが、CFDでもレバレッジを用いた取引が可能になるため、ハイレバレッジで取引をすると大きい損失を被る可能性があるということ、また、追証が発生する可能性があるということ。追証は、自分が用意した資金以上の損失が出た時に、その損失分を補填しなければいけないということだが、これはたとえ自分に支払い能力がなくても借金などをして支払う義務があるので、リスクの1つになります。基本的には、追証が発生する前にロスカットにかかるとは思いますが、何か大きい経済ニュースなどが出た時に、処理しきれないスピードで価格が変動したら追証が発生する可能性はあるので十分注意しましょう。

 

　と、これまで金の特徴や様々な投資法、そのメリット・デメリットを紹介しましたが、金はよくある高くて手が出せないというイメージとは異なり、資金が潤沢でなくても十分投資をすることができます。様々な方法での投資が可能なため、自分に合った投資方法が見つかるかと思います。投資をしたいけど、まだ何に投資をしていいのかわからない。という方は「金の投資」を選択肢の1つにしてみてはいかがでしょうか？

　

　また、現在世界中でインフレ、ロシア、ウクライナの戦争、日本では円安など、経済が大きく落ち込んでいて通貨のレートは日々大きく上下に動いています。そんな中でも金は先ほど言ったように、インフレなどのリスクを受けにくい、リスクオフの時に選ばれやすい商品という特徴があるので、個人的にはこれから長期的目線で投資をしていくのは期待値があるのではないか。と考えています。もちろん、投資なので絶対儲かるわけではありませんし、この記事に書いてある通りに投資をすれば必ず成功するというわけではありません。その点だけご注意ください。

　

 

　長くなりましたが今回は、金への投資についてお話ししました。この記事を見た方々が投資や副業を始めるきっかけの1つになれば、私としては幸いです。

　何かわからないことや聞きたいことがあればコメントしていただけると嬉しいです。私にわかることであれば回答させていただきます。

 

　それでは、また次の記事でお会いしましょう。